
第2章 「輪姦パーティー」
3.輪姦パーティ
征治は一気に飲み干したバドワイザーの缶を握りつぶすと、輪姦されている福永美穂と、それを撮すビデオモニターを交互にながめ、満足そうにニヤついた。
「へへへ、いいザマだぜ、福永美穂。やっぱり女は、輪姦にかけてやるのが一番だな」
あぐら座りで腰をおろした巨漢の不良の上に、福永美穂がまたがされて、女の部分を巨大な肉棒でえぐられ、ゆさゆさとゆさぶられている。
巨漢の不良は憧れのレースクイーンを強姦しビデオにまで記録している喜びに大ハッスルで美穂の官能的な全裸をユッサユッサゆさぶり、自らもそれに合わせリズミカルに腰を動かしている。
美穂一人に三十人の不良たち……一人が福永美穂を犯している間も、他の数人の手や唇が、そして3台のビデオカメラが、好きなように福永美穂の肌を凌辱している。
これが杉村耀子なら無残さが先に立つだろう。
だが、福永美穂は今が女盛りの二十四歳の人気レースクイーン。
モデルとしてもトップクラスの妖しいまでに官能美あふれる肉体が、不良たちによってたかってオモチャにされるさまは、凄艶ですらあった。
福永美穂を輪姦地獄に落として二度と立ち直れないように、今日のパーティは征治の手下のグループの中でも、特に嗜虐癖が強く、また女を犯すのがうまい連中を集めてある。
「あ、あああ……あぁぁぁ…あぁーーーぁぁ…」
はじめは激しく泣き叫んで、むなしい抵抗を見せていた福永美穂だったが、今ではもう、泣きじゃくるばかりになっていた。
次々と体位の変化を強い、荒々しく押し入ってくる不良たち。
今の巨漢がもう何人目かさえ分からない、そのたびに福永美穂は性の絶頂をきわめさせられ、妊娠に怯え泣いて許しを乞うのをあざ笑うかのように多量の精子を子宮の奥深くへ浴びせられた。
「ヘヘヘ、なんていい味してやがるんだ。締めつけてくるぜ………もう妊娠したくってしようがないって感じだ」
巨漢は天にも昇る快楽に、顔をうっとりとさせながらも、巨大な男根で美穂の女の部分をグイグイと抉ぐりあげて、福永美穂をあやつっていく。
「もう、許して…うぅっ…か、かんにんしてェ…ぉ、お願い…」
気の強い福永美穂も妊娠の恐怖に泣きながら哀願するが憧れのレースクイーンを思い切り強姦するチャンスに獣と化した不良たちが耳を貸すはずも無い。
次々に福永美穂を自分好みの体位に変えて犯していく。
宙に浮かされたままだたり、あおむけにされたり、身体を折り曲げられたり、男の上にまたがされたりと、次々と体位の変化を強要される。
これだけの美女、色んな強姦スタイルを撮って裏ビデオにばら撒いてやろうという、征治の入れ知恵である。
「ほれほれ、孕みたいんだろ」
「そ、それは……あ、ううツ、いや……」
「それ、それッ、うヘヘヘへ…」
福永美穂の狼狽をおもしろがって、いっそう荒々しく責めたてる。
男の方もいよいよフィニッシュ間近らしく、体位を入れ替るとその巨漢で福永美穂を逃げられないように上から押さえつけ、形のいい乳房をもみくちゃにしながら、美穂のしなやかな腰の狭間へのストロークを激しくし始めた。
「そりゃっ、孕めっ!福永美穂っ!」
おまんこの最深部まで完全にペニスを埋め、耐えに耐えた白濁の精液を思い切り福永美穂の子宮奥深くにぶちまけた。
「いやいやぁぁっ、ううツ、いやあああああああ……っ!!」
福永美穂は既に媚肉の感覚が無くなりかけていたが、
”ビクッ! ビクビクッ!!”
というペニスの痙攣と共に、熱い液体が
”ドピュッ、ドビュッ!”
と子宮の壁に叩き付けられるのを感じ、絶望的な叫びをあげた。
「ふうーーっ、たまらねえ味をしてやがる。福永美穂は男を愉しませるためのオモチャような身体をしてやがるぜ」
巨漢はそういいながら満足げに息を吐いた。
「ヘヘヘ、次はいよいよ俺だ。はれ、気分出せよ」
次の不良が足首をつかんで福永美穂の体をズルズルと自分のほうへ引きずる。
「…ああ…あ………も、もう…………」
危険日に精液を子宮奥に注ぎこまれた絶望感に沈むことすら許されず、待ちかねた男が覆い被さってくる。
「へへへ、やっと順番が来たってのにつれないな。くくく、俺を知ってるだろ、福永美穂。いつかは、このサイテー男ッとかタンカ切ってくれたもんなあ」
「あ、あなたは……」
髪をつかまれ顔を上げさせられた次の男を見て美穂は愕然とする。
サーキットや撮影会の常連の追っかけたちの中でも、レースクイーンたちの帰り際を狙って裏口に陣取りナンパを試みたり、ホテルへ帰るハイヤーをバイクで追い掛け回したりしてとびきり評判の悪いグループのリーダー格の、ミキオと言う不良高校生だった。
後ろから美穂の脚を閉じられないよう押さえつけているその仲間も見覚えがある。
この連中の毒牙にかかり輪姦され性の奴隷にされてしまった新人レースクイーンがいるという噂を、美穂も耳にしていた。
よりによってこんなサイテーの連中にまで犯されるなんて…
屈辱と絶望にうなだれる福永美穂の裸身を、不良たちは、うしろ手錠の福永美穂の裸身を、手取り足取り宙であおむけの姿勢にした。
後ろ手錠と首輪だけの全裸の美穂の両脚が、追っかけ男ミキオの前にあられもなく左右に割り開かれる。
「妊娠するに少々きつくても我慢しろよ、福永美穂。がっちり孕むように深く入れてもらうんだぜ」
新しいバドワーザーを手に、征治が冷然と言った。
「福永美穂ほどのトップレースクイーンともなれば、今までは全然襲うスキなんてなかったからな。くくく、美穂が征治番長につかまったおかげで、これからは無駄な苦労しなくてもやり放題だぜ」
追っかけ男のミキオはそういってぎゃはははっ、と高笑いしながら、全裸の福永美穂の股間や顔前に自分の自慢の肉棒をうち振ってみせつかる。
悔しそうに歯噛みして顔をそらしている福永美穂の媚肉と肛門の付近をいきり立ったイチモツでしばらくなぞって感触を楽しんだ後、腰を突きだして押し入ってきた。
「ああ、待って、かんにんッ……」
こんなにたてつづけに犯されては、身体がこわれちゃう………福永美穂は悲愴な声をあげた。
矛先をそらそうと、腰をよじらせる。
「ヘヘヘ、まだ腰を振るのは早いぜ。ほれ、そんなに動くと狙いが定まらないじゃねえか」
ミキオは福永美穂の肛門にぶすりと二本指をつっこむと、グッと自分のほうへ引き寄せた。
しとどに濡れそぼった媚肉をメリメリメリと貫いてゆく感触。
「あッ…、も、もう、かんにんして…」
福永美穂は泣きながら哀願するが憧れのレースクイーンを思い切り強姦するチャンスに獣と化した男たちが耳を貸すはずも無い。
追っかけ男のミキオのモノも長大だ。
荒々しく押し入ってくる感覚に、美穂は歯をかみしばってうめいた。
グングン入ってくる。
それは福永美穂の子宮口にまで達し、なおも押しあげようとした。
福永美穂はその感覚に白眼を剥いた。
「や、やったー、ついに福永美穂を強姦してやったぞーー!!、福永美穂のおまんこにちんぽ入れてやったあっ…!」
憧れのトップレースクイーンをついに貫き犯したミキオが喚起の声をあげ、とりつかれたように腰を振ってズブズブとピストン運動で福永美穂を責めたてはじめる。
「あ、ううッ、うッ、うむ……た、たまんないッ」
輪姦されているというのに、ただれきった媚肉が待ちかねたようにそれにからみついてしまうのが、美穂にはわかった。
「た、たまんねえなあ……、なんて女だ。へへへ、見掛け倒しのカッコ良いだけの女と違って、お、おまんこの味も最高だあ!俺は、こんないいオマンコはじめてだぜ!」
「あ、あうツ、あん、ああん……あうッ」
強姦しながら顔をベロベロ舐めまわすミキオのおぞましさも、長大なモノでズブズブ貫かれ引き込まれる官能のうねりでかき消されてゆく。
どんなにいやだ、おぞましいと思っても、福永美穂の熟しきった性はめくるめく官能の渦に翻弄されていく。
唇が吸われ、乳房を揉みこまれて乳首を吸いあげられる。徹底的にしゃぶりつくされる感じだった。福永美穂はついに耐えられず、サイテー男の動きに合わせて分から双臀をうねらせ、総身に汗を滴らせてのたうち始めた。
後ろから福永美穂を押さえつけていた仲間の追っかけ男が、こらえようのなくなった欲情をぶつけるかのように、福永美穂の美しい髪をわしづかみにして、
「もう我慢できねえッ」
いきなり、たくましくそそり立った肉棒を、ガボッと福永美穂の口のなかに押しこんだのである。
「ううッ、うぐぐ……うツ」
福永美穂は口いっぱいにほおばらされ、激しくせきこみそうになりながら、ガクガクと裸身をはねあげた。
「しっかりしやぶるんだぞ」
と美穂をあおれば、福永美穂の腰をかかえこんでえぐりあげて犯しているいる不良も、負けじと動きを激しくしていく。
「おい、フェラチオじや、孕ませられないぞ」
「わかってるさ、ヘヘヘ。俺の順番まではあと二人、その時にはオマンコでたっぶりと楽しんで、たっぷり中出ししてやるぜ」
「ヘヘヘ、せいぜい色っぼい口で絞り取られないよう、気をつけるこつた」
そんなことを言い合いながら、上と下でグイグイと福永美穂をギシギシと責めたてた。
宙にあおむけに浮いた福永美穂の身体は、口と秘部とを左右から肉棒で貫かれ、肉の串で身体を突き通されている趣きだった。
「まるでバーベキューだな、フフフ。もっともずいぶんと色っぼい肉だが」
これで照り焼きのように串を中心に肉がまわれば、バーベキューそのものだ……
そう思ったとたん、征治はふとおもしろいことを思いついた。
「福永美穂を肉にしてやろう」
征治は、福永美穂の身体を支えながら肌をまさぐつている不良たちに向かって言った。
不良たちはすぐには、征治の言う意味が理解できない様子だった。
「フフフ、美穂を回転させるんだ。バーベキューのようにな」
「そ、そいつはおもしろい、ヘヘヘ、バーベキューか」
「うんと気分を出して、躰がよく焼けるよう、廻してやろうじやないか」
男たちはさっそく征治の提案を実行に移すのだった。
足を支えていた男が、福永美穂の足首を持ちあげ、美穂を犯しているミキオの上をまたがすと、乳房や腰を支えていた不良たちが、美穂の身体をうつ伏せの姿勢にまわしていく。
福永美穂の全裸が宙で、口と子宮を貫いている不良の巨大な肉棒を軸に、ゆっくりとあおむけからうつ伏せへ回転していった。
「あああっ、ううツ、うぐツ……あ、あああ……あぐっ」
まるで内臓の奥底から絞りだされるような声をあげ、福永美穂は狂乱状態で身悶えた。
いっぱいにはおばらされている口のなかで、深々と挿入されている女の最奥で、男の長大な肉棒が回転する。
特に女の最奥は、回転に肉繋がこすれ、子宮までをぐりぐりと抉られ、あまりの感覚に福永美穂は半狂乱になる。
「あ、あああ、あうツ………ひ、ひいッ…あおおおぉぉ…………」
ついに福永美穂は白目を剥き口からブクブク泡を噴き、失神しそうになった。
不良たちはゲラゲラ笑い、矢沢が福永美穂に気付け薬を嗅がせて輪姦を続ける。
「まわせ、もっとまわせ! 福永美穂をバーベキューにして孕ませろ!」
(つづく)