「ふーっ……」
風花は早くから朝食の準備をしていた。
「あら? 今日はふーちゃんの番でしたっけ?」
本日の朝食当番霞が姿を見せる。
「う、うん。この前のお出汁が評判よかったからお味噌汁でもと……ね。」
「そうですか……じゃあ楽しみにしましょう。よろしくお願いしますね。」
「あ、霞ちゃ……」
「はい?」